とある日の夕食中…

ちょっと聞いて〜!
今日すごくうれしいことあってん✨



どうしたん?
(また始まったか…)



◎◎の疾患の患者さんがな、□□が◆■○でもうほんっとに▽◇※やって・・・



いやちょっと待って…
今食事中なんやけど…



マゴットセラピーしててんけど、正直厳しいかな〜と思ってて…。でも今日見たらね、めっちゃきれいになっててん✨ ほんでな・・・



・・・・・(箸を置く)
(マゴットセラピー:詳細は割愛しますが、一般的に行われている少し変わった治療法です☆)
――みなさんは、仕事の話を家庭でしますか?
私は総合病院で皮膚科診療している二児のママです🌸 日々、アトピーや乾癬などの外来診療から、全身麻酔下の手術まで幅広く行っています。
そこで出会う出来事はインパクトが強いことも多く、帰宅するとつい「今日こんな患者さんがいてね…」と口にしてしまうんです(もちろん個人情報は伏せますよ🍀)。
夕食は家族そろってにぎやかに過ごすのが我が家の基本。だけどおしゃべり好きな私は、ついつい仕事の話を持ち込んじゃうんです。
そこで困っているのはパパ先生。内科医だから体の中を見るのは平気でも、外見の異常はどうも苦手らしい😅 胃カメラでどんなに強烈な所見を見ても大丈夫なのに、皮膚科の教科書は開いてもすぐ閉じちゃう。
私が「すごく独特な症例でね〜」なんて語り出すと、毎回きまって顔をしかめます。嫌がらせじゃなくて、ただ共感してほしいだけなのに😂 そんなとき子どもたちは「ママ、◎◎ってなに〜?」と興味津々で聞いてくるか、テレビに夢中になっています。
また、私は形成外科を専門にすればよかったと思うくらい手術が大好き。手術の話をするときはつい声が弾みます。「今日は■■の手術がうまくいってん!パズルの最後のピースがカチッとハマった瞬間みたいで最高やったわ〜✨」などと嬉しそうに語ると、パパ先生は「いや、それ食事中にする話じゃないから」と真顔でツッコミ。ここでも温度差を感じます😢
さらに、皮膚科外来にはちょっとユニークな患者さんも多くて、「もろもろの事情でケアが行き届いていない患者さんが来てね、診察室の空気が一変するくらいで…」なんて話すと、パパ先生からは「そんな人、うち外来じゃ見たことないけど…。話盛りすぎじゃない?」と作り話扱い😭 でも皮膚科の同僚に話すと「嘘じゃないのに〜!いっぺん見せてやりたいわ〜!」と爆笑されるのです。
――こんな我が家の日常、専門が違う医師夫婦ならではの「あるある」かもしれません。
医師でなくとも、働くママさんなら仕事のことを家でも話したくなること、ありますよね。 私はまさにそのタイプで、仕事と家庭の境目がゆるっと混ざっちゃうんです🌱
みなさんも、つい家で特殊な仕事のことを話してしまって家族に引かれた…なんて経験、ありませんか? 我が家はそんな日常を笑いに変えながら日々過ごしています🌸